子供のころ、自由研究は早めに終わらせる派でしたか?それともギリギリで?はたまた計画的に?
自分で言うのも恥ずかしいですが、僕はわりと力を入れて取り組む派でした😎色々モノを調べたり実証したり…そういうことが既にその頃から好きだったのかもしれません☺
と、いう訳で…夏休みももう終わりなのに、自由研究のネタがない!そんな方の『とっかかり』になりそうなお話をいくつか。
真夏の夜、じっとりとした空気の中ふと見上げると夏の大三角形が…🌟
まあ、そんなロマンチックなことは東京ではなかなか叶いませんが、ある程度都市部から離れた地域や、夏休みの帰省中なら夏の星空が見えるかもしれません。そんな星空を、自由研究の対象にしてみるのも面白いかも。
地球は太陽を中心に回っているのと同時に、地軸を中心として自分自身も回転しています。これを自転と言い、自転のおかげで昼と夜があります。
例えば、メリーゴーランドに自分が乗っていると、周りの景色は動いていきます🎠実際に動いているのはメリーゴーランドに乗っている自分自身ですが、乗っている自分から見ると動いているのは景色の方に思えます。
これを地球と星々に当てはめると、僕たちは地球に乗った乗客で、星々は周りの景色。すると、僕たちからは星々が動いているように見えるのです🌠
1時間ごとの星の位置を描き込んでいくと、1時間でどのくらい星が動いたのか、そして一晩でどのくらい動くのか…それが一目でわかるようになります。結果はぜひ自分の目で確かめてください。
1日で完成しますし、用意するのは画用紙だけ。良く晴れていて、星を見失わないなら自由研究がサッと終わること間違いなしです。
まずは星の話をしましたが、星が集まってできた『星座』も宇宙の魅力ですよね。
占いなどでも使われる有名な十二星座や、夏の大三角形を構成すること座やはくちょう座、わし座など、覚えきれないほど沢山の星座が夜空に広がっています。
実はその沢山の星座たちには、星座のモチーフに関わる色々なお話があるんです。調べてみると、星座同士の意外な関係が分かったりするかも…?
参考に1つ、お話を紹介します。
11月生まれの僕は十二星座でいうと『さそり座』になります。
このさそり座そのものは夏の星座で、夏の夜に南の方を見るとまたたいている赤い星『アンタレス』を中心に広がっています。日本では星座以外ではあまり聞かない『さそり』という生物ですが、さそりが星座になった秘密はギリシャ神話に隠されています。
オリオンのベルトという言葉はどこかで聞いたことがあると思います。冬の有名な星座の1つですね。この『オリオン』はギリシャ神話で語られるとても強い狩人さん。そのオリオンはあるとき『アルテミス』という女神さまと相思相愛になります。ですが、アルテミスのお兄さんであるアポロンは猛反対。オリオンを殺してしまおうと、毒を持つさそりをオリオンへと差し向けます。
驚いたオリオンは海に逃げ込むのですが、アポロンが妹のアルテミスに声を掛けます。「あの海に輝くものが射抜けるかい?」弓がとても上手なアルテミスは、軽々と射抜いてしまうのですが…それは、海に逃げ込んだオリオンでした。
悲しんだアルテミスは死んだオリオンを星座に。また、とても強いことで有名なオリオンを倒した功績が認められ、さそりも星座になりました。
こうして、『オリオン座』『さそり座』が生まれたのです。
こんな風に、星座それぞれに物語があります。皆さんの十二星座にも沢山のお話が隠れているかも…?
自分の生まれた月の星座にはどんなお話があるのか、他の星座とどんな関わりがあるのか…そんなことを調べて纏めてみたら、立派な自由研究になるかもしれません🧐
ちなみに、星座に関わるお話はギリシャ神話と深く結びついています。
これは、今認められている星座のほとんどはギリシャ神話を由来としているから、らしいですよ~
ここまでお話したのは、自然に生まれた星たちについて。でも宇宙に浮かんでいるのは、星だけじゃないですよね。勿論岩石やらガス等々もそうですが…人間の作り出した星、『人工衛星』もその1つ。
この人工衛星、実はとっても調べがいのあるものなんです!いくつかとっかかりを紹介しますね。
いくつか宇宙に纏わる、自由研究の題材になりそうなお話を紹介しました。
実を言うと、子供のころに星座図鑑がお気に入りの本の1つで…、そういう僕の趣味も多分に含まれているのですが笑、『宇宙はロマン』と言われる通り、沢山の面白いコトが眠っています。
自由研究は面倒くさい夏の宿題かもしれませんが、『面白い!』と思ったことを自由に調べて、時には実際に自分でやってみたりして、その結果を模造紙や画用紙、ノートなどなどで形にしたら、楽しく宿題を終わらせることができるかもしれません。
この記事をきっかけに「宇宙って面白い!調べてみようかな」「自由研究に困っているウチの子供に宇宙のことを話してみようかな」、なーんて思っていただけたら幸いです。
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