土砂降りが降ったかと思えば、とんでもなく暑くなったり。湿気た空気と共につい先日関東も梅雨入りしたそうですが、本社のある広島はひと月前には梅雨入りしていたようで、気候の安定しなさに母なる大地を心配する素振りを見せる髙橋でした。
素振りだけなのは、湿気と熱気に僕自身の体調が振り回されているからです。お互い様だね、地球くん。
とはいえ、家から出る機会も少なくなった昨今では、暑さ対策や湿気対策を割と気軽にできるので、そこは在宅ワークの良いところかな、とか思いますね。
その在宅ワークで敵になりがちなものといえば…アレです。
そう、家庭では有線接続が殆どされなくなった今、必須ともいえる『Wi-Fi』。
単に趣味で使う分には多少遅くても良いですが、仕事でZoomを使っているときに止まったり、最悪の場合社外ミーティング中にスローモーションで「そn…件…にtsu…いてでsが…」とか。聞いている方も気まずいし重くなっちゃった方も気まずいし、みたいなこと、在宅ワークあるあるだと思います。
そうじゃなくても、ファイルのアップロード中にWi-Fiが切れて、「こっちの額の血管も切れそうだよ!😠」とか、クラウドからダウンロードしたいのにまだカタツムリの方が早いよ?みたいな速度だったりとか。正直仕事にならないですよね💦
というわけで、Wi-Fiについてのアレコレを少しだけお話したいと思います。
ざっくりいうと、Wi-Fiは『無線LAN』の規格です。
『無線LAN』とは、外からきたインターネットを家の中で分配したり管理すること(ネットワーク構築)をケーブルなしでやっちゃうよ!という意味。
冒頭で述べた通り、現代では殆どが無線LANになっています。どうして無線LANかというと…
1つの外から来たインターネットの線に対して、有線でパソコンやらゲームやらスマホやら…を繋ぐ、となると大量のLANケーブルが絡み合って、「どれがどれに繋がってるんじゃいッ!😟」となる要因になったりしてしまうわけです。そこを機械が全部処理してくれる無線LANにしてしまえば、見た目も綺麗だし場所選ばないし、といいこと尽くめ、という理由で普及しているんです。
ただ、その無線LANの規格がバラバラだとお互いに接続できなくなってしまいます。
例えるなら、新幹線の車両を在来線の線路に乗っけようとしても線路の大きさが合わなくてできないですよね。それと同じで、規格が違うと通信できなくなってしまいます。
そこで登場するのが『Wi-Fi』!どの機器もこの『Wi-Fi』という線路にしてしまうことで、お互いに接続し合えるようになりました。
ざっくりWi-Fiが何かを説明したところで、便利なのにWi-Fiが遅い(重い)!という問題にとりかかります。
※ 一概にすべての問題を解決するわけではありません。あくまで髙橋の与太話としてお読みください😉
身も蓋もないやつですね。Wi-Fiは外から来たインターネット回線を分配しているだけなので、そもそもの回線が遅いとどうしても遅くなってしまいます。
マンション回線(住人で回線を共有している)やモバイルWi-Fi(スマホと同じで基地局経由)だと起こりがちな現象として、夕方以降などみんながインターネットを使う時間帯になると急に遅くなる…なんてことも。
快適に在宅ワークができる水準の参考とすると、Zoomがカクつかず快適に使えるであろう30Mbps以上(下り上り共に)くらいが目安だと思います。Googleで簡単にチェックできるので、遅い…と感じる方は調べてみるのも良いかも…?
ちなみに髙橋はマンション回線が重くて悲しみを背負ったので、新たに自分で契約して解決しました。快適。
外から来たインターネット回線を分配する…とお話しましたが、1つのWi-Fiにたくさんの機器を繋いでいるとひとつひとつの機器の使える範囲が狭くなり、遅くなってしまいます(みんなで土管を共有して水を流すイメージ)。
パソコン、スマホ、ゲーム機多数、その他諸々、使わない機器も含めてたくさん繋いでいる場合は、使わないときは切断しておくなどすると少しマシになるかもしれません。
重いというよりかは、プツプツ切れてしまう場合これが当てはまるかも。
Wi-Fiは2.4GHzと5GHzという周波数の電波を使っているのですが、2.4GHzという周波数帯は電子レンジやBluetooth、RFIDなど他にも色々な技術で使われています。そのため電波の干渉を起こしてしまい、上手く繋がらないという現象が起きることがあります。
そのような場合は5GHzに切り替えると上手く繋がってくれるかも。但し、5GHzに対応していない機器もあるのでそこはご注意を…
そもそも電波が届かないパターン。これは主に2つ解決方法があります。
ちょっとレアなパターンですが、Wi-Fiルータ(外から来た回線をWi-Fiにして飛ばす機械)やLANケーブルが古く、インターネット回線自体は早いのに速度が出ていないという場合。
イメージとしては、外から来ている土管は大きくて通りがいいのに、家の中の土管は小さくて大きい土管を生かしきれてない…という感じ。
これは単純に、機器が何Mbpsまで対応しているかを確認したうえで、買い替える必要があります。
宣伝文句で「1ギガ回線です!」等の言葉を耳にすることがあります。これは、最大1Gbps(=1024Mbps)の回線速度が出ます!という意味です。ここで重要なのは『最大』という言葉。
大体のインターネット回線では『理論上最大』の速度を提示しており、インターネット回線の混雑具合や、Wi-Fiを利用した際の遅延なども加味するとほぼ最大速度がでることはありません。
ということで、在宅ワークで敵になりがちなWi-Fiの遅延。他にも原因は色々あるかもしれませんが、髙橋の身の回りで起きた範囲でのオーソドックスな解決策を紹介しました。僕自身プライベートでもネットワークが遅いのが我慢ならない人間なので、かなり太めの回線を契約して在宅ワークのネット環境を万全にしました。やっぱりインターネット回線って大事ですねー…😌
こうやって考えると、日頃どのくらいネットワークに頼って仕事をしているかが良くわかります。在宅ワークだけでなく、オフィスや社屋のインターネット回線が切れてしまったら一大事ですよね…。
BCP対策の一環として、インターネット回線もバックアップする必要があるかも?🤔
最後にしれっと宣伝していく髙橋でした😆
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